秋華賞をスリリングに。アーモンドアイの三冠達成を阻む刺客が2頭いる|けいばおー

2018年10月12日

秋華賞をスリリングに。アーモンドアイの三冠達成を阻む刺客が2頭いる

1: 名無しさん 2018年10月12日 11:33:54 ID:0.net

10月14日、京都競馬場では牝馬三冠の最終戦・GI秋華賞(芝2000m)が行なわれる。今年のこのレースの注目は、何といってもアーモンドアイ(牝3歳/美浦・国枝栄厩舎)の「牝馬三冠」なるかという点だ。


秋華賞をスリリングに。アーモンドアイの三冠達成を阻む刺客が2頭いる

桜花賞とオークスを制したアーモンドアイ

同馬は2戦目の未勝利戦(東京・芝1600m)からGIIIシンザン記念(京都・芝1600m)、GI桜花賞(阪神・芝1600m)、GIオークス(東京・芝2400m)と、重賞3連勝を含む4連勝中だ。桜花賞は1番人気のラッキーライラックを並ぶ間もなく差し切り、1分33秒1のレースレコード。オークスは中団から早めに動いて押し切り、リリーノーブルに2馬身差をつけるという、いずれもかなり強い競馬で二冠を達成し、「歴史的名牝」との呼び声も高い。

この秋華賞でも断然人気を集めることは必須。オークス以来約5カ月ぶりの出走とはいえ、これまでの成績を見ても休み明けを苦にしないし、距離にも不安はない。しかし、「競馬に絶対はない」という格言が古くからあるように、いくら人気と実力が上でも、競馬には思いも寄らない結末が待ち受けていることが多々ある。今回は、アーモンドアイを逆転する可能性を秘めた馬、という視点で見ていこう。

アーモンドアイを破る馬がいるとすれば、夏競馬に使われて力をつけてきた馬が最有力だ。3歳の夏に急激に力をつける馬が、3歳秋のGIレース、秋華賞や菊花賞で穴をあけることは過去に何例もあった。

今年のその筆頭はミッキーチャーム(牝3歳/栗東・中内田充正厩舎)だ。

今年2月にデビューした同馬は3戦して勝ち上がれず、アーモンドアイが二冠制覇を達成した頃はまだ未勝利だった。だが、7月1日の未勝利戦(函館・芝1800m)では馬体重プラス22kgと大きな成長を見せ、8馬身差の圧勝。続く500万下(函館・芝1800m)も3馬身半差で制し、前走の藻岩山特別(札幌・芝1800m)では、札幌2歳S2着など重賞実績もあるファストアプローチに3馬身半差をつける完勝で逃げ切り、3連勝を飾っている。

過去、札幌芝1800mで逃げ馬が逃げ切って1分46秒台のタイムを出したのは重賞の4レースのみ。1000m通過58秒6のハイペースを自ら作り出し、この時計を出せるのは相当な能力がある証だ。同条件の重賞・クイーンSでこの時計を上回るタイムを出したのは今年のディアドラなど3頭のみである。

血統は、父が言わずとしれた大種牡馬ディープインパクトで、母の父ダンシリは昨年の秋華賞を勝ったディアドラの父ハービンジャーの、そのまた父という血統。ディープインパクト産駒は過去6年で4頭の秋華賞馬を出しており、血統的にもいかにも秋華賞向きだ。

脚質的にも、前で飛ばすミッキーチャームを楽に逃げさせたくないという心理が働き、アーモンドアイ&ルメールにもプレッシャーを与えることだろう。逃げての押し切りに期待したい。

そしてもう1頭、サラキア(牝3歳/栗東・池添学厩舎)にも注目だ。

同馬は3歳1月の新馬戦(中京・芝1600m)でデビュー勝ち。その後、GIIチューリップ賞(阪神・芝1600m)4着、GIIフローラS(東京・芝2000m)4着、OP白百合S(京都・芝1800m)2着と勝ち切れないまま上半期シーズンを終えたが、今年8月の青島特別(小倉・芝1700m)を3馬身半差で完勝し、待望の2勝目を挙げた。そして、続く前走のGIIローズS(阪神・芝1800m)ではゴール前で猛然と追い込んで2着。ようやく三冠戦線の出走権を得ることができた。

デビュー戦から毎レース出遅れたようにゲートが課題だが、後方からの競馬でもゴール前は必ず伸びてくるのが特長。ミッキーチャームが逃げ、アーモンドアイがそれを早めに捕まえにいく展開になれば、後方で脚を溜めたこの馬向きの流れになる可能性も十分だ。一気の差し切りのシーンも想定しておこう。

血統はミッキーチャームと同じディープインパクト産駒で、母サロミナはGIドイツオークス(芝2200m)勝ち馬という良血。母の父ロミタスは、凱旋門賞を勝ったデインドリームなどを出した種牡馬で、スタミナと成長力を伝える血だ。サラキアの本領発揮はこれからだろう。

以上、「打倒アーモンドアイ」候補として2頭の馬に期待する。脚質的に両極端なので、2頭を注目していればスリリングなレースを味わえそうだ。

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