【菊花賞】ルメールにモレイラ…騎手で買うなら遅れてきた「東の秘密兵器」2頭|けいばおー

2018年10月17日

【菊花賞】ルメールにモレイラ…騎手で買うなら遅れてきた「東の秘密兵器」2頭

1: 名無しさん 2018年10月17日 21:36:21 ID:0.net

【菊花賞】ルメールにモレイラ…騎手で買うなら遅れてきた「東の秘密兵器」2頭

【菊花賞(日曜=21日、京都芝外3000メートル)美浦の穴馬特捜隊】アーモンドアイ3冠達成の大団円で閉幕した牝馬3冠とは対照的に、クラシック3冠最終戦の第79回菊花賞を目前にしてもなお、牡馬路線は混迷が続いている。ならば古くからある格言に従ってみるのも一つの手。長距離戦は騎手で買え――。すでに163勝を挙げ、今年のJRAリーディングを独走するクリストフ・ルメール(39)、JRA通算勝率は驚異の34・3%を誇るジョアン・モレイラ(35)。騎乗馬の隠れた資質を加味すれば、両者の手綱さばきに懸ける価値は十分にありそうだ。

「振り返ればデビューから8か月以上ですか…。ようやくタッグが実現しましたね」

フィエールマンを担当する名畑助手が感慨深げに語るのには大きな理由がある。何を隠そう同馬には、鞍上ルメールでクラシックを目指すプランが当初からあったのだ。

東京芝1800メートルのデビューはある意味では想定外。当時は新馬ラッシュで権利がなければ除外濃厚。そこで1週前倒しで投票した結果、奇跡的に抽選を突破してしまったのだ。本来ならそこで除外の権利を取って、ルメールとのコンビで改めて、という筋書きもあったのだが…。巡り合わせとは不思議なもの。2戦目の山藤賞もルメールの都合がつかず、結果的に春3戦は鞍上・石橋が乗り続けることに。

「今回の乗り替わりは石橋が骨折でリタイアするずっと前、菊花賞へのぶっつけ参戦が決まった時点でオーナーサイドが依頼したもの。とにかく、この馬に懸ける期待は一貫して大きいんでね」

管理する手塚調教師がそう語るのも納得だ。間違いなく“本物”を印象付けたのはラジオNIKKEI賞。ラスト2ハロン11秒6→11秒6の高速ラップを4角シンガリから猛追。わずか半馬身届かなかったものの、その切れ味はまさにザ・ディープ(インパクト)産駒。おそらくラスト1ハロンは10秒台の鬼脚を使っている。

「その勝ち馬メイショウテッコンが神戸新聞杯ではワグネリアンとも0秒1差の接戦(3着)だからね。晩成血統なので本格化は先だとは思うけど、現状でもトップレベルと戦える自信はついた」

ぶっつけのGI出走、爆発的な末脚、そして鞍上ルメールで迎える淀の舞台…。抱かせるイメージは秋華賞のアーモンドアイと丸かぶりだ。

一方、モレイラが手綱を取るのは、同じくサンデーレーシング所有のグロンディオーズ。こちらも管理する田村調教師の言葉を聞けば、世界的名手を鞍上に確保した理由がハッキリ見えてくる。

「これまで4戦してきたが、とにかくオットリして穏やかな性格。前走(信濃川特別)時は“仮に出遅れても押して位置を取ってほしい”とルメールに強くリクエストしたくらいなんです。彼もその要望に応える騎乗でしたが、2番手に収まってからは、まったくかからない。このあたりがこの馬の良さなんです」

“マジックマン”と称されるモレイラ最大の武器は、ロングスパートでもゴールまで馬を持たせる卓越した騎乗技術。つまり、グロンディオーズこそ互いの長所を引き出せる格好のパートナーというわけだ。

「以前は手前を替えるにも乗り手のアクションが必要だったが、今はスパッと替える。1週前追い切りも文句のつけようがない動きでしたね。同世代の一線級と比べて成長が半年くらい遅れていると感じて大事に育ててきたけど、確実に良くなっています」

春先は無理をせず、クラシックを見送ったフィエールマン同様、グロンディオーズの本質もまさに晩成のステイヤー。今年の菊花賞はJRAトップジョッキー&世界の名手が操る“遅れてきた東の秘密兵器”2頭に注目して損はないはずだ。

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