【天皇賞・秋 友道調教師インタビュー】紅一点参戦ヴィブロス「牡馬相手にも遜色ない」|けいばおー

2018年10月24日

【天皇賞・秋 友道調教師インタビュー】紅一点参戦ヴィブロス「牡馬相手にも遜色ない」

1: 名無しさん 2018年10月24日 06:03:17 ID:0.net

【天皇賞・秋 友道調教師インタビュー】紅一点参戦ヴィブロス「牡馬相手にも遜色ない」
◆第158回天皇賞・秋・G1(10月28日・芝2000メートル、東京競馬場)

1984年に2000メートルに距離が短縮された秋の天皇賞。以降34年で牝馬の優勝は4頭のみ。ディアドラが回避したことで、今年はヴィブロスが紅一点として臨む。17年ドバイ・ターフで世界制覇したあと勝ち星から遠ざかっている5歳牝馬は、この秋が現役ラストシーズン。管理する友道康夫調教師(55)に、秋初戦を前にした仕上がり具合と、10年のブエナビスタ以来8年ぶりの牝馬Vの可能性を聞いた。(聞き手・山本武志)

―宝塚記念以来、4か月ぶりの実戦。ここまでの調整を振り返ると。

「休み明けとしては、いつも以上にいい感じだと思います。5歳だけど、また夏の間に成長して帰ってきた。背が伸びている感じですね。姉のヴィルシーナ(4、5歳時にヴィクトリアマイル連覇)は幅が出てきたけど、ヴィブロスは上にきているというか、背が伸びている。全きょうだいになりますが、成長の仕方は全然違います」

―改めて、G1・2勝の姉ヴィルシーナと比較してもらいたい。

「運動能力は絶対、ヴィブロスの方がいいと思う。ヴィルシーナは気持ちで走っていた馬なんです。ヴィブロスは普通の牝馬のように、競馬場でもどっしりした感じはない。ただ、ヴィルシーナは勝つ時と負ける時がはっきりしていたけど、ヴィブロスは大崩れがないんです。その点は体というか、運動能力(でカバーできる)という面が大きいと思います」

―今回は10年のブエナビスタ以来、8年ぶりの牝馬による天皇賞・秋制覇を狙う。同じく牡馬相手だった前走の宝塚記念を振り返ってほしい。

「悪くなかったと思います。内容的には良かったけど、若干距離が長いんでしょうね。道中の折り合いはついたけど、最後に踏ん張れなかったから。ただ、牡馬相手にも(能力的に)遜色はないと思いますよ。ワンターンのコース、特に左回りも合うはず。ドバイだけでなく、昨年の府中牝馬S(2着)でもいい競馬をしてくれましたから」

―一般的に現代競馬で牝馬と牡馬に差はあると思いますか?

「ないんじゃないかな。牝馬の場合は昔からカイバ食いが細いというのがあったけど、今はカイバの内容が変わってきて、少量でもエネルギーがつくし、実にもなっている。そのぶん、今は牝馬が結構走っていると思う。いつも思うことだけど、牝馬の方が真面目というか、頑張るよね、精神的に。人間でも女の子の方が真面目でしょ(笑い)。忍耐力がある。ここぞという時の踏ん張りが利くからね、やっぱり。男にはないもんね(笑い)」

―仕上げという点でどうですか。

「牝馬は(調教を)やれば、体が減りやすいという面はあるけど、基本的には仕上げやすいと思う。牝馬は体が減っていても、走る馬は走ると思う。昔、うちにいたムードインディゴ(24戦3勝、08年秋華賞2着、09年府中牝馬S優勝)はカイバを食べずに細いと思った時の方がよく走っていた。ヴィルシーナも体がふっくらとして、こちらがいいかなと思う時の方が走らなかったりしたから」

―ヴィブロス、さらに兄のシュヴァルグランは今秋がラストシーズン。

「ヴィブロスはずっと一線級で頑張ってくれてますよね。厩舎にとっては、海外での重賞初勝利もこの馬のドバイだった。この秋はもちろん、2頭ともタイトルを取らせてあげたいけど、この馬たちは繁殖と種牡馬という先(将来)が決まっているから、まずは無事に、という気持ちですよね。その先にタイトルがあればいいな、と思っています」
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