【エリザベス女王杯・後記】悲願のGI制覇リスグラシュー 目指すは最強牝馬|けいばおー

2018年11月12日

【エリザベス女王杯・後記】悲願のGI制覇リスグラシュー 目指すは最強牝馬

1: 名無しさん 2018年11月12日 21:33:03 ID:0.net

【エリザベス女王杯・後記】悲願のGI制覇リスグラシュー 目指すは最強牝馬

11日、京都競馬場で行われたGI「第43回エリザベス女王杯」(芝外2200メートル)は、3番人気のリスグラシュー(牝4・矢作)が直線で粘る伏兵クロコスミアを差し切って優勝。8回目のGI挑戦で悲願のタイトルを獲得した。手綱を取ったモレイラにとってもJRAでのGI初勝利となった。同馬の勝因を探るとともに、悲願のGI制覇の“その後”を考えてみる。

阪神JF・2着を皮切りに早い時期から高い能力を発揮してきたリスグラシューだが、桜花賞、秋華賞にヴィクトリアマイルでの2着がGIでの最高着順だった。では、シルバーコレクターの座を払拭できた理由とは?

まずは単純にリスグラシュー自身のレベルアップだ。

「以前は牝馬らしい繊細な面があり、カイバを食べず、どうしても輸送で体を減らしてしまった」と矢作調教師。しかし、前走の府中牝馬Sでは東京への輸送を挟みながらもプラス12キロ。2キロを上乗せした今回は昨年のこのレース時より18キロも数字を増やしていた。もちろん、そのすべてが成長分。

「馬が大人になって進化してくれました。とてもいい状態でレースに持っていけたし、あとはジョッキーに任せるだけでした」

その矢作調教師の思いに応えて、最高の結果をもたらしたのがテン乗りのモレイラ。

「折り合えばいい脚を使ってくれると思い、前に壁をつくってリラックスして運びました。馬に余裕があったし、うまくスペースができたのでラスト300メートル地点では勝てる感触を持っていました」と述懐する。

慢性的な折り合い難を抱えるリスグラシューの特徴をいち早く見抜き、能力をフルに発揮させるあたりが“マジックマン”の二つ名を持つゆえん。矢作調教師も「何であんなにうまく乗れるのか…」と舌を巻いた名手の騎乗も大願成就には欠かせなかった。

悲願のGI制覇を果たしたリスグラシューの今後は?当然ながら最強牝馬の座を目指すことになる。3歳時の秋華賞、今年の府中牝馬Sで後塵を拝したディアドラや、今年の牝馬3冠アーモンドアイはエリザベス女王杯には不出走。彼女たちを倒さないままでは、最強牝馬の座に就いたと言えないだろう。

矢作調教師が「2200メートルをこなせたので距離は延ばしても大丈夫。ジャパンカップは中1週で厳しいので今後は香港か有馬記念を目指します」とあえて牡馬の強豪たちと戦う道を選んだのも、成長したリスグラシューの潜在能力に期待し、現役最強牝馬を目指すため。悲願のGI制覇を成し遂げたリスグラシューだが、まだまだなすべきことはある。リスグラシューのサクセスストーリーはこれからだということだ。

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