ナンバーワン不在の阪神JF。ピックアップしたいのは魅力的な良血3頭|けいばおー

2018年12月07日

ナンバーワン不在の阪神JF。ピックアップしたいのは魅力的な良血3頭

1: 名無しさん 2018年12月07日 07:35:59 ID:0.net

12月9日、阪神競馬場では2歳牝馬によるGI阪神ジュベナイルフィリーズ(芝1600m)が行なわれる。

2歳女王を決めるこの1戦だが、今年はちょっと珍しい状況になっている。GIIIサウジアラビアロイヤルC(東京・芝1600m)を圧勝し、現時点で2歳牝馬ナンバーワンと見られているグランアレグリア(牝2歳/美浦・藤沢和雄厩舎)が、騎手の都合などからこのレースを回避。翌週に行なわれる牡馬混合のGI朝日杯フューチュリティS(阪神・芝1600m)に向かうのだ。

今回はいわば”ナンバーワン不在のレース”となるが、決して低レベルのレースではない。将来性豊かで、グランアレグリアを脅かす存在になりうる、魅力的な馬が揃っている。今回はその中から3頭をピックアップした。

その筆頭はダノンファンタジー(牝2歳/栗東・中内田充正厩舎)だ。


ナンバーワン不在の阪神JF。ピックアップしたいのは魅力的な良血3頭

11月にファンタジーSを制したダノンファンタジー

6月3日の2歳新馬(東京・芝1600m)ではグランアレグリアに敗れた(2着)が、3カ月半後の未勝利戦(阪神・芝1600m)で勝ち上がり、前走のGIIIファンタジーS(京都・芝1400m)では1番人気に応えて快勝した。そのレースぶりは実に安定しており、スッと好位につけて直線で反応鋭く伸び、余裕十分の勝利を見せている。

同馬は血統も優秀だ。父ディープインパクトは言わずと知れたリーディングサイアーで、産駒はこのレースで2011年ジョワドヴィーヴル、2014年ショウナンアデラの2勝。母ライフフォーセールは、アルゼンチンでダート2000mと2200mとGIを2勝している馬だ。ファンタジーSは1400mだったが、血統的には距離が延びたほうがよさそうなため、今回も有力だろう。

続いてはクロノジェネシス(牝2歳/栗東・斉藤崇史厩舎)。同馬は9月2日の2歳新馬(小倉・芝1800m)と、前走のOPアイビーS(東京・芝1800m)を連勝してここに臨む。アイビーSといえば、一昨年の阪神ジュベナイルフィリーズ勝ち馬、ソウルスターリングが勝利したレース。クロノジェネシスは好位4番手追走から直線で鋭い脚を繰り出し、2着コスモカレンドゥラに2馬身差をつけて完勝した。勝ちタイム1分48秒6はソウルスターリングの1分48秒9を上回り、上がり3Fの32秒5は、東京の2歳戦勝ち馬では史上最速という素晴らしいものだった。

阪神ジュベナイルフィリーズはソウルスターリングの他にも、2013年の勝ち馬レッドリヴェールが前走のGIII札幌2歳S(函館・芝1800m)を勝利しているなど、1800m以上のレースの成績がモノを言うことも多く、臨戦過程としても好感が持てる。

父バゴは凱旋門賞の勝ち馬で、種牡馬としては菊花賞馬ビッグウィークの他、桜花賞2着のオウケンサクラ、函館2歳Sを制しているクリスマスなど、2〜3歳戦で活躍した牝馬も出している。母は2歳王者フサイチリシャールと同じ父(クロフネ)を持つ”いとこ”で、母系からも2歳戦向き。血統的にも、2歳女王になる資格は十分と言える。

最後に、穴馬としてトロシュナ(牝2歳/美浦・大竹正博厩舎)を挙げておきたい。同馬は10月21日の2歳新馬(新潟・芝1600m)を勝っただけだが、そのレースでは直線で大外を力強く伸び、2着に3馬身差をつける完勝だった。

この時期の新潟開催はあまりレベルが高くないので、相手に恵まれた感はあるが、スケールの大きさを感じさせる走りだっただけに抑えておきたい。

父スクリーンヒーローは、GI香港マイルなどGIを6勝し、年度代表馬に輝いたモーリスを出す成功種牡馬。母スーヴェニアギフトはダート6F(6ハロン:1200m)の米GIIIランダルーシSの勝ち馬で、姉兄にシュプリームギフト(GIII函館スプリントS2着)、ベステゲシェンク(GIIIオーシャンS3着)、ロワアブソリュー(GIIIアーリントンC3着)、デアレガーロ(GIII京都牝馬S2着)と、重賞好走馬が多数出ている。本馬にも兄姉同様の活躍を見せる素質はありそうで、大駆けに期待したい。

名前 :
http://keiba-o.com/