やや低レベルの京成杯。1勝馬でも勝負になると穴党記者は4頭を推す|けいばおー

2019年01月13日

やや低レベルの京成杯。1勝馬でも勝負になると穴党記者は4頭を推す

1: 名無しさん 2019年01月13日 06:55:08 ID:0.net

年明け2週目の中央競馬は変則3日間開催。その3日目となる1月14日に、今春の3歳クラシックへとつながる注目の重賞、GIII京成杯(中山・芝2000m)が行なわれる。

過去10年の結果を見てみると、1番人気は3勝、2着3回、3着1回、着外3回と、軸としては及第点の成績を残している。だが、5番人気以下も3勝を挙げており、意外と好配当が期待できるレースだ。

出走馬12頭のうち、2勝馬はわずか3頭。このうち、今回と同じ条件だった前走の500万特別・葉牡丹賞(2018年12月1日/中山・芝2000m)を勝っているシークレットラン(牡3歳)が、下馬評では1番人気と目されている。

「実際に過去3年は、葉牡丹賞組が3年連続で馬券(3着以内)に絡んでいます。ゆえに、中山2戦2勝、前走で葉牡丹賞を勝ったシークレットランが人気になるのは頷けます」

そう語るのは、日刊スポーツの松田直樹記者。だからといって、松田記者はシークレットランを絶対視しているわけではない。

「シークレットランに◎と、簡単に結論づけられないのが競馬ですから。データ的には、前走2000m戦だった馬が過去10年で7勝していますが、その前走が葉牡丹賞で、必ずしも勝ち馬とは限りませんからね」

たしかに前走が葉牡丹賞で、しかも同レースを勝って京成杯でも勝利を飾ったのは、昨年のジェネラーレウーノ1頭だけである。そのため、短絡的にシークレットランに飛びつくのは危険、ということだ。



やや低レベルの京成杯。1勝馬でも勝負になると穴党記者は4頭を推す

粘り強いカイザースクルーンの一発はあるか

「そこで、穴馬候補となるのは、前走で2000m戦を使っていて、葉牡丹賞の勝ち馬以外の馬。なかでも食指が動くのは、葉牡丹賞5着のカイザースクルーン(牡3歳)です。

葉牡丹賞では道中2、3番手を進む好位策を取りましたが、差し・追い込みに有利な流れで1分59秒6というレコード決着となりました。逃げ馬マイネルエキサイトが最下位に沈んで、2走前のオープン特別・芙蓉S(2018年9月23日/中山・芝2000m)で3着となった際に先着を許したボスジラ(2着)も失速して8着。その厳しい展開のなか、カイザースクルーンはよく5着に粘ったと思います。

新馬勝ちから徐々に着順を落としてはいますが、前走は展開が向かなかっただけ。内容自体はそこまで悲観するものではありませんでした。管理する相沢郁調教師も、『前走は内枠で(前に)出していかないといけない厳しい競馬。じっくりためて運べば、重賞でもやれると思う』と、巻き返しを図っています」

松田記者はもう1頭、1戦1勝の良血馬に注目する。

「ラストドラフト(牡3歳)です。新馬戦を勝ったばかりですが、お披露目となったその1戦は、アーモンドアイがジャパンCで超絶レコード勝ちを決めた日。東京・芝1800mのレースで、5番手から上がり3ハロン33秒1の末脚を駆使して、馬群を見事にさばいて抜け出していきました。

その後、同レースの2着馬と4着馬が次戦で完勝。ハイレベルな戦いを制した実力は侮れません。新馬勝ちからの直行馬は、過去10年で0勝、2着0回、3着2回、着外15回と振るいませんが、母は桜花賞馬のマルセリーナで、データを覆(くつがえ)すだけの血統背景があります。

その母の全4勝が右回りですから、コース替わりもさほど問題にはならないでしょう。この中間は在厩で調整を重ねて、併せ馬では3週連続で古馬に先着と状態は上がっています。一発あっても、おかしくないでしょう」

一方、デイリー馬三郎の吉田順一記者は、「暮れに行なわれたGIホープフルS(中山・芝2000m)に好メンバーが集結。その分、ここには2勝馬の参戦が少なく、出走メンバーのレベルには疑問があります。とすれば、積極的に1勝馬を狙うほうが、妙味があると思います」と言う。

そうして、前走で未勝利を勝ち上がったばかりのリーガルメイン(牡3歳)を穴馬として推奨する。

「リーガルメインは、まだ多少トモや腰に甘さは残っていますが、均整のとれたハービンジャー産駒で中距離向き。前走では、ラスト2ハロンから1ハロンまでのレースラップが11秒7でしたが、そこでもスッと動けており、多少上がりが速くなっても十分に対応できそうです。

その前走は、緩急のあるスローペースとなりましたが、それでもしっかりと我慢して中団を追走。手前やハミ受けには大きな欠点がなく、大跳びながらコーナーリングもスムーズでした。

前走後の調整も順調に行なわれており、まだまだ伸びしろが見込める状態。中山・芝2000mと好相性のハービンジャー産駒というのもデータ的な後押しとなり、今回の果敢なチャレンジには期待が膨らみます」

吉田記者もさらにもう1頭、気になる馬がいると言う。

「カフジジュピター(牡3歳)です。管理するのは、矢作芳人厩舎。同厩舎の馬は叩き良化型が多いのですが、この馬は新馬戦(2018年11月18日/京都・芝2000m)から快勝。2番手からうまく抜け出してきました。

ただ、続く前走の500万特別・エリカ賞(5着。12月8日/阪神・芝2000m)では出遅れ。加えて、力んでチグハグな競馬になってしまったのが誤算でした。京都と阪神の違いはあっても、走破時計が(新馬戦より)遅くなったのは”スムーズさを欠いた”と判断していいでしょう。

前走時は馬なり中心の調整でしたが、今回は年明けすぐに一杯に追われて、この馬も伸びしろが十分にあります。ディープインパクト産駒ですが、母系を踏まえれば、上がりのかかるレースが理想。中山・芝2000mなら、ここ2走のような積極策をとれば、好勝負できるのではないでしょうか」

カフジジュピターの手綱を取るのは、坂井瑠星騎手。先週のGIIIシンザン記念でもミッキーブリランテに騎乗して3着と見せ場を作った。オーストラリアでの長期武者修行の成果を再び発揮するのか、注目だ。

年末に同じ舞台で同世代のGI戦が行なわれたばかりゆえ、やや地味に映る一戦だが、このレースを勝ってクラシックで躍動した馬も少なくない。そういう意味では、ここに挙げた4頭が今回台頭し、今春のクラシックを賑わすこともあるかもしれない。

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